企業情報
HOME >> 企業情報 >> TOP MESSAGE
ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第55号(2013年08月)

青空と太陽に貸しを残し

8月も残すところあとわずかになったにも関わらず、車の表示する外気温は39度。
ちょっと異常ですよね。
こんな中、連日高校野球が行われ、群馬県の前橋育英高校が初出場初優勝を成し遂げました。
高校生ですよね…ほんとにみんな大したものです。

高校野球といえば、夏季休暇中に何気なく見ていたテレビで心惹かれる番組があったのでご紹介したいと思います。
地方予選にはコールドゲームがあることは認識していましたが、甲子園での試合にもコールドによる勝敗があるとは知りませんでした。
それは、1988年の甲子園岩手代表の高田高校と地元兵庫代表の滝川第二高校との試合での出来事です。
ぽつぽつと降り出した雨はどんどん激しくなり、選手のユニホームは泥んこに。


ボールもまともな転がりをしません。
ピークが来たのは8回裏。空振りした滝川第二の選手のバットがすっぽ抜け泥濘のグランドに転がったのを見てアンパイアは試合を中断しました。
益々雨足は強まり、そのまま降雨コールドとなり、その時点でリードしていた滝川第二高校が勝利しました。(56年ぶりの出来事)
試合終了のサイレンも校歌も流れない唐突な終わり方で…



この試合を見ていた作詞家の阿久悠が、彼らに詩を送りました。
そしてその詩は石碑に刻まれ校舎の前に据えられたのです。
それはこんな内容でした。

「青空と太陽に貸しを残し」 阿久悠

初陣高田高の
夢にまで見た甲子園は
ユニホームを重くする雨と
足にからみつく泥と
白く煙るスコアボードと
そして
あと一回を残した無念と
挫けなかった心の自負と
でも やっぱり
甲子園はそこにあったという思いと
多くのものをしみこませて終った
高田高の諸君
きみたちは
甲子園に一イニングの貸しがある
そして
青空と太陽の貸しもある



不運、可哀想という声がある中、阿久悠は必ず貸しを返してもらいに甲子園に帰ってこいよと言う思いで詩を書いたそうです。


高田高校は震災により、校舎の3階まで津波が押し寄せ全壊し、23人もの死者・行方不明者を出してしまいました。
しかしこの石碑だけは無傷で残っています。
【こんな美しい校舎が津波に呑み込まれてしまいました】

今現在、校舎を失った高田高校の生徒たちは旧大船渡農の校舎を借り授業を再開したそうです。
野球部にも新たに10名が入部しました。
先輩たちの貸しを返すために、炎天下の今日も彼らは甲子園をめざし練習していることでしょう。


by Hiroshi Nakamura