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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第111号(2018年06月)

継続こそ真の力

いよいよサッカーワールドカップロシア大会が開催されました。
今から16年前に開催された、日韓共同開催のワールドカップに招待を受けてプサン会場で観戦したことを思い出します。


私の中でのサッカーといえばカズ(三浦知良)です。
日本にJリーグができる以前のこと、まだ15歳で単身ブラジルへ。


 

サッカー最強国の一つであるブラジルで、言葉の壁もある中、自ら一番厳しい環境に身を置き、世界に日本人にもこんなスキルの高い将来有望な選手がいることを知らしめ、その後多くの日本人選手が海外リーグへ行くきっかけを作りました。


彼は50歳になった時の取材に対しこう答えています。
 


「49歳から1つしか年をとっていない。実際は数字的なもので大した変化はない」
15歳でブラジルに渡り、51歳になった今も現役としてプレーを続けています。
【継続は力なり】という言葉は彼を見ていて強く思います。


私たちNADIXグループも、
ミッションの一つに「お客様に満足していただける質の高いサービスとソリューションを提供することで、お客様の繁栄に貢献し続けていく」とあります。

当時私は、【お客様の繁栄に貢献する】としていたのですが、何かしっくりこなくて【お客様の繁栄に貢献し続けていく】と変えたことを記憶しています。
何事もまずは継続することが重要だと考え、それこそが真の力だと思います。

当社は2年後に創業60周年を迎えます。
その昔、掲げたビジョンである
・時代に選ばれる企業へ
(時代とは市場を作り出す人、すなわちお客様)
・固定観念にとらわれず、柔軟な発想と責任ある自立した行動を大切にする企業へ

これらが実践できているのかを常に検証し成長していきたいと思います。

変化に対応する力を兼ね備えながら…

by Hiroshi Nakamura

 

第110号(2018年05月)

総力を結集し、新たな成長へ

この1年間で飛行機の搭乗回数は47回となり、搭乗距離とマイカーの走行距離を合計すると62,000キロ余りになりました。
飛行機と車で地球を一周半したことになります。
出張は目的をもって現地へ向かうので、成果が目標にまで届かずに帰ってくる時は心身ともに疲弊します。
この一年間、とにかく動きました。


将来を見据えた時に安泰であると思っている経営者などいないことでしょう。
私も父から事業を受け継ぎ四半世紀になる中で、ここ最近何となく肌身に感じる将来への危機感が行動となって表れているように思います。

複合機業界を見た時にも、リコーが過去最大の赤字を計上し、富士ゼロックスはアメリカのゼロックス社との統合が破棄され入札になり、今後予想できない相手とパートナーになるかもしれません。
シャープは台湾企業になり、三田工業は倒産後京セラが支援、コニカとミノルタは統合の道を選択しました。


今後10年のうちに廃業の危機にある中小企業は127万社とも言われています。
10年後も存在しうる企業であるために今何をすべきか。
正直、これが一番正解であると断言できるものは分かりません。

地道に種を蒔き、苗が成長し実をつけたら収穫し、売れると思ったら消費者のニーズが変わり売れ残り破棄する農家の映像を時々見ることがあります。
それでも種を蒔くことを止めてはいけないのです。
そして品種改良を行い、今の市場ニーズに合うものを作り出さなくてはなりません。
時として、隣家と共同で農機を購入し効率を図ることも必要でしょう。
後継者のいない畑を買い求め、耕作面積を広げることも重要なこととなるかもしれません。

NADIXグループは現在M&Aを中心に7社にまでなりました。
私は互いに敬う気持ちを持ちながら、総力を結集することで成長していくことが重要だと考えます。

10年後、お客様や仕入先、そして社員から、この会社で良かったと心から思ってもらえるように、もう少しだけ飛び回りたいと思います。


(上記写真は2018年度方針説明会より)


by Hiroshi Nakamura

 

第109号(2018年05月)

変化に対応するということ

先日ホーチミン(かつてのサイゴン)へ行ってきました。
ベトナムへは今回で三度目になりますが、行くたびに街並みの変化にこの国の勢いを感じます。(まもなく80階を超えるビルが完成すると聞きました)
この国は輸入品に対する関税が高く、100CC以下のスクーターでも70万円。
車となるとカローラクラスで400万円と日本の約3倍です。
しかしながらベトナムはバイクの保有台数世界一で、ホーチミンの人口は増加の一途をたどり1000万人を突破したそうです。


人口が増加し、若い世代が増えるのは国の発展には不可欠なことで、近い将来、この国は日本の経済力に追いつき追い越していくことを確信しました。

一方で、今、日本では多くの中小企業で後継者問題を抱えています。
国内だけでも5万店舗を超えるまでになったコンビニや、楽天やアマゾンなどのネットショップが出現し、中小企業のビジネス環境は大きく変化し続けています。
工夫しなくてもモノが売れた時代を経験してきた経営者にとって、時間だけが経過して解決方法を見出せないというのが実情でしょう。

中長期的には、人口減少に伴う労働生産や消費が低下する事は間違いありません。
これに伴い企業数も減少せざるを得ません。

しかし、必ず生き残る企業もあるのです。
それは、イノベーションを起こせるかどうかです。
しかも今までにない発想で、自社にとって最適な方法をトップ自らが考え全社員に伝えられるかだと思います。

ベトナムの活気を目の当たりにして、元気を貰うと同時に、これから自分のすべきことが少し見えてきた気がしました。


by Hiroshi Nakamura

 

第108号(2018年03月)

今はただ…

この一週間、身体も心もフル回転した。

眠れなく睡眠導入剤に頼った。

何年ぶりだろうか、声を上げて怒りをぶつけた日もあった。

涙が止まらない数日を過ごしもした。

人生を見つめ直しもした。

こんな時に限って異常な多忙な毎日。

眠りたい…

自分の力の無さを感じると、人はこんなに痛んでいくのかと思い知らされた。

だけど明日はまたやってくる。


by Hiroshi Nakamura

 

第107号(2018年02月)

原点に返り全てのことに感謝

羽生結弦の五輪連覇。
高木姉妹によるメダルラッシュ。
個々のタイムでは絶対にオランダには勝てないパシュートの金メダル獲得。
小平奈緒と2位に終わったイ・サンファンの互いを称えあう友情。
いつも笑顔のカーリング女子による初のメダル獲得。
今回のオリンピックではたくさんの感動をもらいました。

このオリンピック選手たちに共通しているのは【感謝しています】という言葉です。
感動を貰ったのはこちらなのにどうすればこんな言葉が出てくるのだろうとも思いました。


一方、私たち人間は、たくさんの弱い一面を持っています。
時として、常に周りのせいにして目の前の課題から逃げている時には【感謝】の気持ちが欠落しているのでしょう。
常に不満を口にしている時には、同じ価値観の人が集まり負のオーラを放ちます。
何故だか不満を口にしても孤立化しないから厄介なのです。

反対に、助けてあげたくなる人とはどんな人なんでしょう。
その人からは、自分の取り巻く環境や人に対して普段から【感謝】の気持ちが出ています。

生きていればストレスの連続です。
人生そういうものなのです。
嬉しい時もあれば辛い時もあります。
辛い今に不満を吐きながら、周りの誰かを巻き込んでみても何一つ変わらないことは
自分自身が一番分かっています。


だからこそ自分を再点検して、
【原点に返り全てのことに感謝する】
ことに意識して日々を生きることが大切に思います。

そうすれば、
周りからの信頼が広がり、組織にはチームワークが生まれ、
目的が明確になり、迷いが消え、
目標に向かって何をすべきかを考え行動できるようになるはずです。

きっと人生も少しずつ楽しく感じられるような気がします。

生まれてきた時に元気に産声を上げてくれただけで【感謝】した、初めて親となった時の気持ち。
自分のために両親が一生懸命に尽くしてくれた時に感じた【感謝】の気持ち。


「ありがとう」という言葉を素直に使える自分でありたいと思います。


 by Hiroshi Nakamura

 
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