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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第38号(2012年03月)

あなたの好みは?

小学5年生の時に友達の家でクリスマス会に参加した時のことです。
男子女子それぞれ4~5人ずつ居たように思います。
(今思えば思春期に入る前で仲が良かったのかも)
プレゼント交換の時間がやってきました。
誰の品物が誰に渡るかは分かりません。
私は、当時の新三人娘(小柳ルミ子・南沙織・天地真理)の一人、南沙織の大ファンだったのでシングルレコードをプレゼントとして選びました。
そのレコードは、少し恋心を抱いていた女の子に渡りました。
その子が、しばらくして南沙織のファンであると言っていたのを聞き、『好み』が同じであることのうれしさと、その子に対する恋心が3倍ぐらいアップしたことを覚えています。(その子は小学校卒業と同時に転校しました)

今では「角野卓造じゃねぇ~よ。」でお馴染みの、お笑い芸人のハリセンボンの春菜が大好きです。
私の笑いのツボにドンピシャです。
南沙織と近藤春菜って共通点ってあるのかなぁ。
話は変わりますが、【Findr】というサイトがあり、二人ずつ出てくる女性【男性】の好みのほうをクリックするのです。これを5回繰り返すだけで自分の好みのタイプを教えてくれます。
すでにツイッターでは1万2000人近くがツイート、Facebookの「いいね!」も3000人に達したというからサイトとしては大成功のようです。

ってなわけで、私もやってみたところ『不人気の女の子を選ぶ傾向があり、絶対に貧乳しか認めません』という結果でした。
しばらくしてやったけれど、『貧乳』の所だけは同じ結果でした。。。

興味のある人は一度やってみては?

どうでもいいことですが、ちなみに綾瀬はるかのことも好きです。
ハリセンボン春菜ちゃん、ごめんなさい~。


by Hiroshi Nakamura

 

第38号(2012年02月)

これこそストレス

もういい加減に寒いのは遠慮したいものですね。
元来暑いのは大丈夫なほうですが、寒いのはダメです。
そのうえ『節電』なので、オフィスの空調温度設定も20度と例年より低めにしています。
体に力が入るからか肩こりがひどく、今では頭痛が毎日のように・・・
頭痛薬を飲んでばかりいるせいか、とうとう効かなくなってきました。
だけど今一番辛いのは『胃』です。
とにかく痛いのです。
ガスターを飲むと少しは和らぐのですが、長続きはしません。
やっぱり医者に行くしかないか…
「どうしたの?」
「胃が痛いんです」
「何か大きなストレスはあった?」
「大小色々です。先生、相談にのってくれますか」(笑)
「それは言わなくていいから」
(やっぱり・・・)

そばにある小さなベッドに横になり、お腹を出すよう指示されました。
(しまった! シャツのお腹側にカイロを貼ってた)
それをすかさず見つけ私に言いました。
「温めたらええっちゅうもんやないねんで」
「昔は、プロ野球のピッチャーが出塁したら、肩を冷やさんように必ずウィンドブレーカーみたいなん着たやろ。」
「ええ。それで?」
「ちなみにあれは金田正一が最初にやったんや」
(そうやったんや・・・)
「そやけど、あれはスポーツ医学的にはまったく意味がない。」
(俺野球選手違うし)
そんな私のイライラに気付いたのか、医者は話題を変えました。
「早く痛みを抑えたい?」
「もちろんです」
「じゃあ点滴しよう」
(げっ、いややな。それも痛いやん)
「それより、以前のあなたの内視鏡検査の結果からして腸のほうが気になるんだけどね」
「そうなんですか・・・」
(びびらすなよ)
「そういうことで、ちょっとだけ見せて」
(なっ何を?)
「内視鏡。これだけ入れさせて」
そう言って先生は約15センチぐらいの長さを手で表しました。
「先生、無理無理。痛いのは大嫌いです~」
「痛くないようにするから」
(絶対に嘘や)
必死に抵抗しましたが、結局紺色の紙パンツを看護師さんから渡され、穴のあいたほうがお尻にくるように諸注意を受けている自分がいました。

(あぁ最悪)
「先生、内視鏡の管、以前より太くなってません?」
「なってない。なるわけない。」
(そりゃそうか・・・)

「先生、麻酔して」
「あかん」

指にはめていた血圧計が、すぐそばのモニターに赤い文字で映し出されています。
「197か。緊張し過ぎや。ちょっと深呼吸して」
(こっちは胃痛を治しに来たのに、心筋梗塞で死にそうや)

「じゃあ行くよ。お尻の力を抜いて」
「うっ・・・先生」
モニターには自分の腸の中が映し出され、組織検査のためなのでしょうか、ピンセットのようなモノがスコープの先から現れ、自分の腸の内壁を引きちぎるのがはっきりと見えます。
(やめてくれ~)

ベッドでぐったりしている私に嬉しそうな声で「はい終わり~」
うつろになっている自分が『オリンパスか・・・』と内視鏡機器に書いてあるメーカー名を妙に冷静に見ていました。
「とにかくストレスを溜めんようにせんとあかんで」

(今、俺にとってこの瞬間がなによりのストレスやぞ)
これから内視鏡検査をしようと思われている方がいたなら、私がどんなに不快なものかもっともっと具体的に説明しましょう。
是非ご連絡ください。


by Hiroshi Nakamura

 

第37号(2012年01月)

「心 豊かであれば」

新春講演セミナー
【心豊かに生きる】

講演を聞きに行く機会がありました。
林覚乗 南蔵院第二十三世住職 
お坊さんの講演・・・ (説法か・・・)
正直あまり気乗りのしない出席でした。
興味を持ったのはこの人のプロフィールに書いてあったことぐらいです。
東映映画「きけ・わだつみの声」に出演
宝くじに当選し1億3000万円、その10日後にナンバーくじで560万を射止める。
お坊さんらしくない感じと、大当たり宝くじの買い方でも教えてもらえるのかなという下心で参加していました。


結論から言うと、本当に感動しました。
90分間の講演が30分ぐらいの時間にしか感じないほど聞き入ってしまいました。
さっそくDVDを購入して、社員にも見せようと心に決めました。

話の内容は、日頃のちょっとした出来事に価値を見つけ、忘れかけていたものに「気付き」を持たせてもらえ、聞き終えた後に心が豊かになるものでした。
色々な事例を交えて話されましたが、ここではその中の対照的な2事例をご紹介したいと思います。


まず一つ目の事例ですが…
 ある会社の社長さんが、社員が遅くまで残業してくれている姿に「お腹もすいているだろうなぁ」とハンバーガーを買いに行ったそうです。
「いらっしゃいませ」
時間も時間だったのでレジには他のお客は居らず、これならそんなに待たずに済むなと思いながら

「ハンバーガー38個」と注文内容を告げたところ、その店員さんは真顔でこう応えたそうです。
「店内でお召し上がりですか」
(見れば分かるやろ。自分ひとりでハンバーガー38個もどうやって食べれるねん)
店員さんは、指導された通りルールに則り、これからも同様の対応をされて行かれることでしょう。



もうひとつの事例を紹介しましょう。
 ある女性のずっと長く付き合っていた彼氏が亡くなったそうです。
彼女は彼氏との思い出をたどる様に、二人で遊びに行った場所へひとつひとつ訪ねて行ったのです。

ある日のこと、昔彼氏とよく行ったパチンコ店に行き着いた瞬間、懐かしさのあまりそのまま店内へと入っていきました。
そのパチンコ店は、昔彼氏とよく行った店。

列の一番端は彼女の、その隣が彼氏のいつもの指定席。
見ると、まだその時の台がそのままだったので、彼女は懐かしい気持ちで彼氏が座っていた台に腰をおろしました。
楽しかった思い出が一気に蘇り、溢れ出る涙を抑えきれず声を上げて泣き出してしまいました。

周りのお客が怪訝な顔をして見る中、店内の異様さに気付いた店員が彼女のそばに駆け寄り声をかけました。
「どうされました?」
「すみません」と彼女は詫びながら、彼氏のことを話しました。
「そうだったんですか・・・」と店員さんは答えた後に、
「覚えていますよ。いつもここに二人並んで楽しそうにされていましたよね」と言い、
「あなたさえ良ければいつでも来てくださいね」と彼女に言いました。
それからしばらくしてのこと、新装でパチンコ台を入れ替えたことを告げるその店のチラシが折り込みに入っていました。
もうこれで彼との思い出の台も無くなってしまったのだなと思いながらも、店内に入り台を確認しました。
やはり全ての台が入れ替わっていました。

・・・が、彼が座っていた台だけが以前のままで一台だけ残されていたそうです。
彼女は驚いて店員さんに尋ねました。
その店員さんは、彼女の話を聞いてこの1台だけはこのまま残すように社長に頼み、そうするように社長が決めたそうです。
その後何度かの新装にも、その台だけは当時のまま残されているそうです。

自分の心が豊かであってこそ、他人に優しくなれ幸せにできる。
講演で何度も出てきた言葉でしたが、本当にそう思いました。

この2つの事例では【現場対応力】の差が顕著になっています。
バーガーショップの店員のような【現場対応力】を生む原因がどこにあるのかと考えた時に、昨今、コンプライアンスと言う言葉が飛び交い、法令遵守出来ているか監視され、全てがマニュアル化されてきている中、社員はルールだけを意識はするも、物事を考えると言うことをしなくなってきたせいではないかと思うのでした。

このたびの講演は、一つの答えを与えてくれたように思います。

経営理念を暗記し唱えることが重要ではなく、意味を理解し、現場で実践してこそ本当に生きた理念になるということも・・・。
こんな心遣いのできる社員を育てることこそが、経営者である私の使命であるとも強く思いました。


by Hiroshi Nakamura

 
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