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8月末の地域風物詩

2007年08月27日 [スタッフ]

お盆を過ぎて2週間、"残暑”という言葉を聴くことももう珍しくありません。
これからはセミの鳴き声が少しずつ穏やかに、日没の時間も少しずつ早くなっていくことでしょう。


さて先週末の金曜日のこと、帰宅の際に阪急池田駅前にて、池田の伝統行事「がんがら火祭り」があり、祭りを楽しむ人が溢れていました。がんがら火祭り












1月の10日戎の際にも、同じように屋台が立ち並び、大勢の人で賑わいますが、
この「がんがら火祭り」は、人だけでなく池田という街そのものが熱気を帯びた格別の雰囲気を持っています。
8月という日程、そして何より祭りの中心になる大きな松明(たいまつ)によるところも大きいです。
この祭りは毎年8月24日と決まっており、この祭りが終わると、もう秋口へと向かっていくなぁと感慨深くなるものです。



また、土曜日には伊丹の花火大会「いたみ花火大会」が催されておりました。
いたみ花火











大阪での花火といえば、日本最大級の打ち上げ数が誇られる富田林のPL花火、そして打ち上げ数こそPL花火程ではないですが、淀川花火も有名です。
この「いたみ花火大会」は、そんな何万発という打ち上げ数には遠く及ばない3,500発というものなのですが、今回で27回目という歴史があり、地元の方々に愛されている花火大会です。
花火の打ち上げが始まる前には伊丹市長の挨拶があり、会場を訪れるのは、地元の10代の青少年から、長年に渡って伊丹に住まわれてきたお年寄りの方まで、
幅広い客層を見るとほとんどが地元の方だと容易に想像できます。
先に述べた大型の花火行事に比べると場所取りもそう大変ではなく、時間通りに訪れてもメイン会場のすぐ横で花火を楽しむことができます。
屋台で買った食べ物を片手に、身近で大迫力の花火を楽しめる、地元行事ならではの趣深さが溢れていました。


ナカムラビルから、すぐそこという近所で夏の風物詩がいくつも行われては、終わりました。
お祭りの後の寂しさが、そのまますごしやすい涼しさとなればいいのですが、なかなかすぐには、そういうわけにもいきませんね。
夏には夏の、秋には秋の、それぞれの良さがあります。
我々も今できることを、今必ずやる、胸を張る仕事を続けたいと思います。