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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第3号(2008年12月)

意思の統合がもたらすもの

今年も色々なことがありました。食品偽装に関する記事が毎日のように取り上げられる中、食品とは縁遠い我々の業界でも「コピー用紙の再生紙混合比率偽装問題」がおこり、お客様には多大なご迷惑をおかけしてしまいました。これを機に、社員一人一人がコンプライアンスに対する意識を強く持ち、統合もいたしました。

また市場環境がどんどん変化する中、新たなビジネスモデルを展開するため、今年は9月、そして10月に神戸・名古屋に新たな会社を設立しました。
新しく迎える社員、新たな土地へ送り出す社員。全社員が顔を合わせる機会もなかなか難しくなりました。(現在、本社以外での勤務地が7ヶ所)

そんな中、目に留まる記事がありました。
ここへきて「社内旅行」が復活の兆しらしいとか・・・
私がサラリーマンをしていた20代の頃は、「社内旅行」は参加するものであり、宴会では上司に対し気を遣うものでした。そんな中でも、仕事のときには見られない一面を見ることで、より親密になり仕事がやりやすくなる、と先輩から教えられたものでした。
ここ数年の「行きたくない理由」は、朝から晩まで徹夜で仕事をするイメージとか、もっと端的には、休みの日まで会社の人と旅行なんて行きたくないという意見。

そんなことで、すっかり下火になってしまった「社内旅行」。しかし、人と人のつながりがあってこそ、企業は存続できているのですよね。普段、社内で話をする相手は自分の周りだけ。こんなことって意外と多いもんです。「社内旅行」が復調の兆しというのは、ここ最近の殺伐とした世の中で、みんなお互いに何かを求めているせいかもしれません。大切なことは、日常業務の中で『社内の意志を統合すること』だと思います。

※弊社内の風景です。今年もこの季節がやってきました。

さてそんな中、我々はお客様の課題をしっかりと把握し、あらゆるソリューションを活用して、課題解決に繋がるご提案をさせて頂く・・・
こんな言葉が、メーカーサイドから空中を飛び越えて当社にもあふれ返っています。しかし、本当にその言葉の意味を理解しているのでしょうか。理解するとは、社内でしっかりと統合できているかということ・・・

「課題」とは?
「提案」とは?
「お客様に愛される企業」とは?

例えば「提案」とは、お客様の課題と解決策を仮定して、検証することだと思います。仮定を持たずに訪問するというのは、お客様に対して誠に失礼な行為であり、それはとても提案とは呼べるものではありません。普段当たり前に使っている「言葉」。今一度、社員とその言葉の意味を統合しようと思います。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって良い年でありますように。

by Hiroshi Nakamura

 

第2号(2008年11月)

ピンチの中に潜むチャンス

米国のサブプライムローン問題から始まった「世界金融危機」。
日本も「エネルギー」「食品」「外交」などの問題が解決されることなく、経済問題が突出し、本格的な景気減速感が鮮明になってきました。
市場環境が大きく変化する中、私たちグループも変化に対応するべく、行動の「質と量」の見直しを行っています。

あるメーカーの営業部隊のデータによると、行動の「量」を20%アップさせたことで、「決定見込み先」は10%アップしたそうですが、「ペンディング」も28%アップしたそうです。何もしなければ「決定見込み先」は、半減していたかもしれないし、「量」と同時に「質」を見直せばもっと好結果につながっているかも知れません。
実際に危機に直面しなければ、真剣に自己否定できないのが人間です。私は、ピンチのときこそ、これまでの常識だったやり方を見直して改善策を練るチャンスだと思うのです。

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※名古屋に転勤した弊社社員の玉置も、新しい土地で頑張っているようです。

市場環境の厳しいときこそ、その会社や組織の「真の力」が現れるときでしょう。
景気低迷の今だからこそ、自社の足りないところを見直すチャンスでもあります。それに気づかないフリをした企業から、淘汰されてしまうでしょう。
また、経営方針や社員への期待など、通常業務の中ではなかなか話さないこと、経営理念や自社の強みなど、わざわざ言葉にしなくても伝わっているだろうと考えていることを、あらためて顔をつき合わせて語り、話し合うことに意義があるのではないでしょうか。

私もまずは、自分自身の足元から、見つめなおそうと思います。

by Hiroshi Nakamura

 

第1号(2008年10月)

積み重ね

知識や経験の積み重ね・・・・
それを成し遂げ、形にするまでの道程・・・・

それは、弊社社員の福岡係長にとっても、私にとっても本当に感慨深い一日の始まりでした。この日、メーカーのサービス技術力を競うコンテストの決勝ラウンドがありました。全国を3ブロックに分けた予選会を勝ち残った、上位10名だけが全国大会の決勝へ進めるのです。全国大会ともなれば、ぜひとも応援に駆けつけなくては。

ホイッスルと同時に作業スタート。
すぐそばで見学をしていたのですが、声を出しての応援は厳禁のため、90分間心の中で声援を送り続けました。 不安げに見つめる私の視線は、本人にはプレッシャーにこそ感じても決して安心感にはつながらなかったことでしょう。 しかし、しっかりとした目で故障個所を的確に発見、対処していく姿に、彼が入社してから今日に至るまでの状況が走馬灯のように頭の中をめぐり、ここまで一歩一歩成長してくれたことが、コンテストの結果どうこうではなく私の大きな喜びでもありました。

結果は全国2位!
ステージに上がり表彰を受けている彼の姿にカメラを構えつつも、涙がこみ上げてきました。気の利いた言葉をかけてやることが出来なかったのですが、心の底から喜びがこみ上げてくるのがわかりました。

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今、会社で一番力を入れているのが「アフターサービス」です。
何でも安易に「売りっぱなし」「渡しっぱなし」という無責任な対応から生まれる負の財産が多くなる世の中で、一番大切な「責任」を「アフターサービス」として充実させていくことは、会社という規模での視点だけでなく、人としての社会観・道徳観・理念にもつながるように思うのです。

特に販売後のメンテナンスが必要な商品を扱っているため、サービス対応力が最重要項目であるはずですし、企業姿勢としても絶対にそうでなければならないとも思うのです。

そんな中、1年間のサービス活動を競うリコーのコンテストでも今年は全国2位(約4000名中)のサービスマンを出すことができたことは、その重要性に対する大きな確信を実感できた日でもありました。 福岡係長をはじめ、社員ひとりひとりがそのような価値観を共感してくれながら「知識」「経験」を積み重ね、それを成し遂げ、形にするまでの道程を丁寧に経て・・・。その大きな集大成・・・。つまり「積み重ねの成果」そのものを皆で実感できた日でもあったのですから。

今、世の中では食品偽装をはじめ、企業としてのあり方が問われています。
信頼を築くには、一つずつ積み重ねていかねばなりません。しかし、それを崩すのは一瞬です。お客様に満足をしていただける対応は当たり前。お客様から「そこまでやってくれるとは・・・」と感動していただける会社になるためには・・・。

【お客様に感動を、お客様から感動を・・・】
これが、今年度の弊社のスローガンです。お客様とともに成長させていただくことが出来たなら、それはとても強い絆でお応えしていけるはずです。
それが、少しでも近づけている瞬間を感じたとき・・・。トップとしてのこの上ない喜びと様々な積み重ねの大切さへの確信に胸がいっぱいになるのです。

by Hiroshi Nakamura