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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第135号(2020年08月)

2020年トップメッセージ『最終回』~ありがとうございました~

このトップメッセージ第一号は2008年10月に『積み重ね』というタイトルでスタートいたしました。
まさにその通りで、積み重ねること12年、今回が135号目となりました。
おそらくは書き綴ってきた文字は10万文字以上、原稿用紙で300枚を超えることでしょう。
長年毎月一回のペースで皆さんに向けお伝えしてきましたが、今回で連載は一旦終わろうと思います。
書き始めた時は40代だった私も今では60を過ぎました。
毎月読んでくださっている方から、感想やお声掛けをいただいてきた事は私にとって大きな励みでもありました。

12年前にはNADIXとナカムラシステムサービスの2社であった会社の数も、現在では15社に増え、そのうちの4社は社員が社長を務めるまでになりました。

その間、経営の難しさや喜びを経験出来たことは、やはり私の両親が何の信用もないところから事業を創業してくれたお陰であり感謝してもしきれません。
一方で、取り巻く環境の変化のスピードに戸惑い苦悩し 日々直面する課題に立ち向かった時に、もう一度やり直せたらなどと悔やんだりしたこともありました。
ならば未来に確証があるわけでもないのに…
それでも今日を乗り越えてきた自分が 明日に向かって不安と闘って行くんだと思います。
30年近く経営者として携わってきた心情と重ね合わせた時に、先日《news zero》のエンディングで、あいみょんの「さよならの今日に」が私の心に深く響きました。


トップメッセージも『徒然NOTEBOOK』という副題のとおり
これからも思い立った時にはお伝えしていきます。
先ずは12年間の連載ありがとうございました。
12年間の徒然をゆっくりと読み返してみたいと思います。

by Hiroshi Nakamura


 

第134号(2020年06月)

未来への景色

梅雨空の季節になりましたが、羽田から伊丹に戻る機内からの写真です。

大きく広がる視野に、神秘的な色彩でたなびく雲と街並みや
遠くに見える淡路島、その右端の明石大橋が、不思議なほど美しく輝いていました。
写真の中央付近に見える一際高いビルがWTC。
日常の「当たり前の景色」を俯瞰で見ることで、現実を超えた新しい未来への景色が広がっているような感動を覚えました。
なんだか・・・まるで絵を見ているみたいだと思いませんか?

いよいよ着陸数分前。
淀川と新御堂筋。東三国駅あたりです。

現実への着陸が近づく中、綺麗な写真が撮れて気分も雨上がりの空のごとく晴れやかになり、出張の疲れも忘れさせてくれた大切なひとときでした。


嬉しいことは続くものです。
私の秘書を務めてくれているとても優秀な社員から、このたび婚姻届の証人欄にサインのお願いをされました。

結婚式の招待は数々ありましたが婚姻届のサインは人生で初めてで、記入するときに緊張して手が震えるほどすごく嬉しくなりました!
この時期に結婚を決めた二人の強さに永遠の幸があることを祈りますとともに、幸せな気持ちにさせてくれたことに感謝しています。


この数ヶ月、世界中が先の見えないトンネルに突入したかのような暗く不安な話題ばかりでした。
私自身も、まだまだ乗り越えて行かなければならない試練が待ち受けています。

しかし、重くて厚い雲を突き抜けると、澄んだ空気がすべてを吹き飛ばしてくれたあの景色のように、目の前に未来への景色が広がっていく感覚とともに、どんな試練にも打ち勝って行けるような強い気持ちになれました。

by Hiroshi Nakamura

 

第133号(2020年05月)

振り返った時の創業60周年

昨年から2020年は創業 60周年の年なので、自分なりに幾つかの企画を練っていました。

2月、3月、4月と日を追うごとに新型コロナによる影響が連日報道されて、当社グループ会社内でも格差が顕著に現れ、お客様や社員への対応ばかりを考える毎日でした。

そんな中での5月1日。
お取引銀行や仕入れ先様からお祝いのお花が届き、恥ずかしながら全く忘れてしまうくらいの創業 60周年を迎えることになっていたのです。

青い胡蝶蘭を送って頂いた方がいらっしゃいました。
実に珍しいなと思いながらお礼をお伝えしました。
一つはNADIXのコーポレートカラーの青。
そしてもう一つは、青い色には信頼という意味があるのでとおっしゃられました。

創業の頃から引き継いできた信用と信頼。
世界がこんなことになるなんて考えもしなかったけれど、いつか数年後に忘れられない節目の年を皆んなで乗り越えたなと思い出話が出来るよう、先ずは目の前の事を着実に、そして常にお客様に寄り添うことを一番に考え頑張ってまいります。

by Hiroshi Nakamura

 

第132号(2020年04月)

コロナ・ウイルスから人類への手紙

地球は囁きました、でもあなたは耳を貸さなかった
地球は話しました、でもあなたは聞かなかった
地球は叫びました、でもあなたは耳を塞いだ
そして、私は生まれました・・・
私はあなたを罰するために生まれたのではありません・・
私はあなたの目を覚ますために生まれたのです・・
地球は助けを求めて叫びました・・・
大洪水、でもあなたは聞かなかった
燃え盛る火事、でもあなたは聞かなかった
猛烈なハリケーン、でもあなたは聞かなかった
恐ろしい竜巻、でもあなたは聞かなかった
汚染した水により海の生き物が死んで行く、
警鐘を鳴らして氷山は溶けて行く、
厳しい干ばつ、
そんな時、あなたは地球の声を聞こうとはしなかった
地球がどれほど悲観的な危機にさらされていてもあなたは聞こうとしなかった
終わりのない戦争
終わりのない貪欲さ
あなたはただ、自分の生活を続けていた
どれだけの憎しみがそこにあろうと
毎日何人が殺されようと
地球があなたに話そうとしていることを心配するより
最新のiPhoneを持つことの方が大切だった
でも今、私はここにいます
そして、私は世界のその軌道を止めました
ついにあなたに耳を傾けさせました
私はあなたに避難を余儀なくさせました
私はあなたに物質的な考えをやめさせました・・
今、あなたは地球のようになっています
あなたは自分が生き残ることだけを考えています
どう感じますか?
地球を燃やして・・私はあなたに熱を与えました
汚染された地球の空気・・
私はあなたに呼吸への課題を与えました
地球が毎日弱って行くように、
私はあなたに弱さを与えました
私はあなたから快適さを取り除きました
あなたの外出
あなたが以前は忘れていた地球とその痛み
そして私は世界を止めました
そして今・・・
中国の空気はきれいになり・・
工場は汚染を地球の空気に吐き出さなくなり
空は澄み切った青色に
ベニスの水は透明になりイルカを見ることができます。
なぜなら水を汚していたゴンドラを使ってないから
あなたには、
自分の人生で大切なものは何かを考える時間が出来ました
もう一度言います、
私はあなたを罰しているのではありません・・
私はあなたを目覚めさせるためにここにいるのです
これが全て終わったら私は去ります・・
どうか、これらの瞬間を覚えておいてください
地球の声を聞いてください
あなたの魂の声を聞いてください
地球を汚さないでください
争うことをやめてください
物質的なことに気を取られないでください
そして、あなたの隣人を愛し始めてください
地球とその生き物たちを大切にし始めてください
何故なら、この次、
私はもっと強力になって帰って来るかもしれないから・・・

コロナ・ウイルスより
(ヴィヴィアン・リーチ)

 

第131号(2020年03月)

『迫りくるもの』に対する無力さ

外出自粛

オーバーシュート

パンデミック

緊急事態宣言

オリンピック延期

株価暴落

都市封鎖

入国禁止措置


ほんの2か月前まで、私たちは普通の暮らしをしていました。
クルーズ船乗客の下船拒否報道も対岸の火事のように映像を観ていました。

震災の時の、重い張り詰めた空気とも似ているようで、明らかに何かが違う。

この先、いったいどうなってしまうのか・・・
これからもっと身近に迫りくるものからどうすれば防ぐことができるのか。

経営者として、言い知れぬ不安と向き合う日々です。


by Hiroshi Nakamura